一人目の赤ちゃんが生まれたばかりのころの話です。
我が家は妻と私と赤ちゃんの3人家族でした。
私は仕事をしていたので、平日は妻と赤ちゃんだけで過ごすことになります。
このころを思い返すと、日用品や食材を買い物するのがとても大変でした。
赤ちゃんが買い物途中で急に泣き出す可能性がありましたので、平日は小さい買い物を中心にしていました。
そして休日に一家総出で牛乳などの飲料やオムツなどの大きなものを購入していました。
ところがやっぱり赤ちゃんとの買い物は大変でした。
買い物の途中でうんちをしたり、お腹がすいて急に泣き出したり。
我が家の赤ちゃんは12月生まれでしたので、月齢が早い時期は真冬でしたので風邪などの病気も心配でした。
このため我が家ではコープ(生協)の宅配を利用することにしたのでした。
この記事ではコープの宅配(コープデリ、おうちコープ)のメリット、デメリットを解説します。
我が家で実際に利用していました。とても便利なサービスでしたので、
育児世代の皆様とぜひ情報を共有化したいと思います。
目次
コープ(生協)とは
生協って昔はよく聞きましたよね。今はコープと呼ぶことが多いと思います。
生協の正式な名前は「生活協同組合」です。消費者一人ひとりが出資金を出し合って組合員となる共同組合です。
皆さんの街にもコープと名前の付くスーパーがあると思います。
この略称として使われる「コープ」は、「協同組合」を表す「Co-operative」の「Co-op」を日本語読みにしたものです。
全国各地にさまざまな生協がありますが、それぞれが独立した法人として運営されています。
コープみらい、ユーコープ、グリーンコープなど様々な小売店がありますが、それぞれ独立した法人となっています。
このコープですが普通のスーパーとは異なり、宅配してもらえることで有名です。
この宅配が、子育て世代にはとても便利なのです。
コープの宅配のメリット
我が家の体験談が中心となりますが、コープの宅配を利用して良かった点を上げたいと思います。
牛乳やお米などの重い食材を宅配してもらえる
赤ちゃんを連れて、近くのスーパーで食材を買い出しするのは大変です。
コープの宅配を利用すれば、重い荷物も宅配してもらえます。
毎日飲む牛乳や2Lペットボトル、お米も宅配してもらえるのです。
赤ちゃんを抱っこしながら、食材を買うのはとても大変ですよね。
夜泣きによる寝不足も重なって、ママとパパは疲れています。
重い買い物を宅配してもらえれば体の負担を減らすことができます。
買い物の時間を別のことに使える
育児世代は時間がありません。一日中、子供のお世話で時間が過ぎていきます。
さらに生活のために食材などの買い物をしなければなりません。
我が家もそうでしたが、休日は食材の買い出しでつぶれてしまうことも多いのではないでしょうか。
コープの宅配を利用すれば、買い物に費やす時間が大幅に減ります。
買い物の時間を有効活用することができるようになります。
公園にいったり、散歩したり買い物の時間1~2時間でできることは山ほどあるはずです。
雨の日の買い物を避けることができる
雨が続く梅雨の時期の買い物は大変です。
赤ちゃんに雨がかからないように注意して抱っこして、傘をさしながら食材を持つのです。
赤ちゃんと食材に雨がかからないよう自分が雨に濡れる。
こんな自己犠牲、嫌ですよね。
コープで宅配してもらえれば雨天時の買い物も避けることができます。
コープの宅配で買えるものとは
肉・魚・野菜などの生鮮食品から、お菓子・冷凍食品・惣菜・弁当、飲料、日用雑貨・衣類・化粧品・園芸・ペット用品まで、生活に必要なものが一通りそろいます。
野菜は食材の中でもかさ張り、重いですよね。このような重い食材も宅配してもらえます。
基本的にはスーパーでそろうものが購入できると考えてよいと思います。
それ以外にもフェアなどがあれば、地方のご当地物を購入することもできます。
ただし物珍しさから余計なものまで購入してしまうこともあり、注意は必要です。
私は宮崎県のご当地グルメの辛麺と辛辛麺というインスタントラーメンにハマりました。
値段は高いのですが、インスタントラーメンとは思えないほどおいしい!
よく妻にねだって買ったものです。
今でもネットで取り寄せては食べています。
育児世代はお得!宅配料が無料になる子育て割引とは
妊娠中から子どもが1歳になるまでや、小学校に入るまでなどの一定期間、配達手数料が割引または無料になる「子育て割引」があります。
このため子育て世代はお得にコープの宅配を利用することができます。
ただし住んでいる地域によって、割引内容が異なりますので注意です。
以下のリンクからお住まいの近くのコープの資料を請求することができます。
ぜひ確認してみて下さい。
ちなみに私が住んでいる神奈川県では、妊娠中から3歳までが料金に関わらず宅配無料でした。
また3歳から7歳までの園児を持つ家庭でも、5000円以上購入の場合は宅配料は無料となります。
注文方法を詳しく解説
スマートフォンなどからインターネットで簡単に注文できます。
ほかにも注文用紙、電話、FAXなど、さまざまな方法でも注文できます。
我が家では注文用紙で注文していました。注文用紙での注文の場合、毎回コープのカタログが送られてきます。
その中から欲しい食材を選んで、注文用紙に書き込んでいきます。
宅配が来たら、その注文用紙を宅配員に渡して次回の注文をお願いするという流れです。
注文の流れを詳しく書きますね。
ただしコープは住んでいる地域によって方法が若干異なる可能性があります。
詳細はコープの宅配員さんにお聞きするとよいと思います。
やはり下のリンクで資料を請求して確認した方が良いと思います。
我が家の注文の流れ
注文は週1回、注文用紙に記入して、宅配員に渡します。
ですので注文した品物は1週間後に届くことになります。
①注文後に、食材が玄関前まで到着
食材は発砲スチロールの中に入って送られてきます。
このとき、次回の注文用紙を配達員に手渡します。
同時に次回注文用のカタログと注文用紙を受け取ります。
②食材を冷蔵庫に入れる
食材が入っていた発砲スチロールは次回の注文時に返却するので、家の隅に置いておきます。
③注文用紙に次回注文を記入していく
夜、子供が寝た後、次回の注文を1時間くらい考えます。
カタログを眺めるだけでも楽しいので早くしようとしても結局1時間くらいにらめっこしていました。
1時間も考えるのは大変だと思いますか?
でも車でスーパーまで行って、食材を選んで、お金を払って持ち帰る。
これだけで1時間以上時間を使うのではないでしょうか?
しかも食材を運ぶ労力を考えると、1週間に1回、1時間程度の注文時間は決して長くないと思います。
④次回の注文用紙を配達員に渡す
注文していた食材が届きます。
前回の配達に使用した発泡スチロールと次の注文用紙を宅配員さんに渡します。
そして今回届いた食材を冷蔵庫に入れます。
⑤以下繰り返し
外出時はどうするの?
注文時に外出予定だった場合は、玄関先に届けてもらえました。
また前回の配達に使用した発泡スチロールは玄関においておけば、宅配員さんが勝手に持って行ってくれました。
次回の注文用紙は上に置いておくと持って行ってもらえました。
生鮮食品やアイスクリーム等の冷凍食品は、保冷剤やドライアイスで適切な温度が保たれるようになっていますので安心です。
公式の情報によれば、風雨を防ぐセーフティカバーや、 盗難防止のカギ付きベルトを用意しているコープ・生協もあるようです。
チャイムで赤ちゃんが起きる場合は?
赤ちゃんは音に敏感です。
宅配のチャイムで子供が起きることがありました。
このため宅配員と交渉して、宅配日に玄関に置いてもらうようにしました。
宅配員が来るのは自動車の音でわかります。
宅配員さんが玄関に食材を置いた後、こっそりと室内に運んでいました。
次回注文しない場合はどうするの
次回注文しない場合は事前に連絡しました。
そして注文を開始する週を連絡しておけば、注文用紙とカタログを事前に送ってくれました。
実家に帰省して長期間、注文をしないときもあります。
少し面倒ですが、こればかりは仕方がありません。
コープの宅配のデメリットはなに?
コープの宅配は子育て世代には大変便利です。
ですが宅配ならではのデメリットもあります。
契約する前にあらかじめデメリットを把握しておけば、間違いは少なくなります。
ライフスタイルを考えて利用するか考えましょう。
注文した品物は翌週に配達される
注文してもすぐに品物が来るわけではありません。
注文用紙を宅配員に渡してから、1週間後に配達されてきます。
ですから1週間分の食材を計算して注文する必要があります。
食材が足りなくなった場合は、自分で買い出しする必要があります。
食材を選べない
スーパーと異なって、食材を選ぶことができません。
スーパーでは牛乳を買う際には奥から取ったり、野菜は新鮮なものを選んだり、自由に選べます。
ですが宅配の場合はカタログから選びます。
このため目で見て新鮮なものを選択するというスーパーならではの行動ができません。
余計なものを買ってしまう
カタログにはよく特集が組まれています。
普段はカタログに掲載されない限定商品もありますので購買意欲が刺激されます。
欲しいけど、今はいいかなと思って購入を見送った商品が1か月後にまたカタログに登場します。
するとやっとカタログに載ったと思って、つい買ってしまうのです。
ですがスーパーでも衝動買いすることを考えるとプラスマイナスゼロなのではないかと思います。
現物を見ることができない
カタログには包装内容やカロリーなどが載っていますが、目で見えないので直感で買うことは難しいと思います。
購入したときに予想と違うなと思ったことも有ります。
ちょこっと買いはやっぱり必要
注文は1週間に1度です。食材が切れた場合は最寄りのスーパーで買う必要があります。
例えばタマゴが切れたとか、マヨネーズが切れたとか、
普段から使用している食材ほど、途中でよく切れます。
我が家でもすべてコープだけで買い物を済ますことはできませんでした。
でも食材を余らせるよりは少し足りないくらいの注文で良いと思いますよ。
食材廃棄はもったいないですしね。
やっぱりコープの宅配は便利でお勧め
コープの宅配では目で見て買えませんし、自分で食材を選別することもできません。
それでもやっぱり便利すぎるため、子育て世代が活用するにはお勧めです。
我が家もコープさんのおかげで、育児以外の時間を捻出することができました。
私は土日が休日でしたので、コープの宅配を始める前は土日のうち半日はスーパーでの買い物で消えていました。
コープの宅配を利用してからは、子供との時間が明らかに増えました。(育児の時間は減りませんよ!)
でも育児の時間はかけがえのないものです。
この時間を買い物だけに費やすのはもったいないと思いませんか。
また赤ちゃんを抱っこして、重いお米やペットボトルを買うことを考えるだけでもうんざりでした。
コープの宅配員さんには申し訳なかったのですが、かさばるものや重いお米のようなものは率先して宅配してもらいました。
本当に感謝です。
我が家では末の子供が2歳半を超えて、安定してきました。
現在はコープの宅配は休止しましたが、赤ちゃんだった頃には大変お世話になりました。
皆さんもぜひ活用してみて下さい。
コロナウイルス対策にも有効!?
この記事を書いている2020年3月はコロナウイルスが猛威を振るっている時期です。
人が集まるスーパーに子供を連れて行くのは不安です。
赤ちゃんならなおさらだと思います。
コープの宅配は免疫力が弱い子供をウイルスから避ける面でも有効なのではないでしょうか。